パラリンピックに懸ける思い【後編】/ 車いすテニス・船水梓緒里さん
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
3,077 view
パラリンピックに懸ける思い【後編】/ 車いすテニス・船水梓緒里さん

Photo=Kawamura Masakii ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

車いすテニスを始めてわずか2年で世界国別選手権のジュニアクラス日本代表に選出され、その後2018年8月にはジュニアの世界ランキング1位となった船水梓緒里さん(三菱商事所属)。中学1年生の時、事故で車いす生活を余儀なくされ、人生に絶望しかけていた船水さんを救ったのが車いすテニスでした。

前編に続き、来年の東京パラリンピックでの活躍が大いに期待される「車いすテニス界のシンデレラ」船水さんに、車いすテニスに出会ったいきさつやその魅力、パラリンピックに懸ける思いなどを伺ってみました。

(聞き手:ethica副編集長・萱島礼香)

パラスポーツへの理解がある素敵な仲間と環境に感謝

萱島: 大学では何を勉強していますか?

船水さん: 学部は体育専門の学科なので、運動生理学とかバイオメカニックス、栄養学、スポーツ社会学などスポーツのことをいろいろと勉強しています。1年生なので、専攻はまだ決まっていません。

萱島: ご自宅から通っていらっしゃるのですか?

船水さん: いえ、朝が早いし夜も遅いので、今は寮に入っています。寮母さんはいないので、身の回りのことは全部自分でやらなくてはいけません。朝ごはんを用意したり、お弁当を作ったり、夜も練習で遅くなったりしますので、自己管理をしっかりやらなくてはと思っています。

身の回りのことは少しずつですが、自分でできるようになってきて、親の大変さを身にしみて感じているところです。

萱島: お料理なんかも自分で作ったりするのですか?

船水さん: 時間がある時にはやるようにしているんですけど、寮はキッチンやお風呂が共同なので、料理をしようと思ったら道具を持ってキッチンに行かなくてはいけないんです。それが結構面倒くさいので、怠けてしまうこともありますね(笑)。

萱島: 大学で部活に入っていらっしゃるのですよね。

船水さん: 部活は硬式テニス部に所属していて、筑波大はテニスがすごく強くて、特に女子部は今年、全日本の王座という全国の大学の第1位を決める大会で優勝したんです。その大会の応援に、チームの1人として愛媛まで行かせてもらいました。普通のテニスと車いすテニスはもちろん違いますが、そういうところからもいい刺激をもらっていますし、私自身は試合を応援することでチームの力になれたことが嬉しかったですね。

高校時代はいろいろと制約があってテニス部には入れませんでしたが、筑波大はパラスポーツに対する理解がすごくあって、こんな私をチームに迎え入れてくれたことにはとても感謝しています。

Photo=Kawamura Masakii ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

萱島: 素敵な仲間がいて、いい環境があるというのは何よりですね。練習の合間にプライベートではどんなことをしていますか?

船水さん: 高校生の頃は友だちといっぱいおしゃべりをして、歌はへたくそなんですけど(笑)、カラオケに行って騒いだり、お買い物に行ったりすることが多くて、ごく普通の女子高生のように遊んで楽しんでいたという感じですね。

大学生になってからは、スポーツの学部に入ったこともあって暇さえあれば同期?仲間?と一緒にトレーニングをしていますね(笑)。

遊ぶという時間は高校時代よりも確実に減ったと思いますが、部活のオフにご飯を食べに行ってしゃべってストレスを発散したり、あとは地元に帰ってきて中学、高校時代の友だちと遊んだりしています。おしゃべりをいっぱいしてワイワイ騒ぐのが自分の中では一番ですね。

萱島: お話を伺っていると、とっても充実した生活ぶりが分かりますね!まさに青春真っただ中という感じがします。

Photo by MC Communications Inc.

車いすテニスの魅力

萱島: さて、いよいよ来年、東京でパラリンピックが開催されます。もちろん車いすテニスも行われますが、その魅力についてお話しいただけますか?

船水さん: 健常者と障がい者が一緒に、ほぼ同じルールで1つのスポーツとしてプレーできる、それが車いすテニスの最も大きな魅力だと思っています。

普通のテニスは1バウンドまでですが、車いすテニスは2バウンドまでOKという違いはありますが、それ以外はコートの大きさもボールも全て同じで、ネットを挟めばラリーもできますので、誰もが楽しめるんですよ。

Photo=Kawamura Masakii ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

船水さん: ニューミックスという大会があるんですけど、ご存じですか?

萱島: いえ、知りません。初めて聞きました。

船水さん: これは健常者と車いすの選手がペアを組んで出られるというテニスの大会なんです。これこそが健常者も障がい者も分け隔てなく楽しめる、車いすテニスの魅力を教えてくれる大会だと思いますね。

萱島: 車いすテニスを初めて見る人は、どんなところに注目して見たらいいですか?

船水さん: 車いすテニスは、ボールに追いつくにも車いすを手でこがなくてはいけませんし、ボールを打つにも手で打たなければなりませんので、腕の力とか車いすのさばき方を見ていただきたいですね。あとはターンをしてすぐに打ったり、ボールの動きを予測して車いすを動かすところも見るポイントになると思いますね。

普通のテニスの場合はオープンコートに打つことが多いと思いますが、車いすの場合は、あえて体の近くに打って相手が回った瞬間にボールを返したり、車いすのタイヤぎりぎりを狙って打つとか、そういうプレースタイルを得意としている選手もいたりするので、そういうところを見ていただくのも面白いかもしれませんね。

Photo by MC Communications Inc.

萱島: 今、ニューミックスという大会のことを教えていただきましたが、日本では、そうした試合を行う環境面はどうなっていますか?

船水さん: 車いすテニスは国枝選手とか、女子では上地結衣選手が結果を残してくれているので、選手層も厚くなっていますし、パラスポーツの中ではメジャーというか、知っていてくださっている方も多いという印象があります。

ただ、それでも試合のコートとなると、車いすを使うと床にキズやタイヤの跡がついてしまうのでダメといわれることも少なくありません。その点、もう少し理解していただけるようになれば嬉しいですね。

萱島: パラリンピックも近いことですし、もっと環境が整うといいですね。

それでは、パラリンピックに向けての船水さんの意気込みをお聞かせください。

Photo=Kawamura Masakii ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

スポーツには、人が楽しく元気になれる力がある

船水さん: まだ正式には日本代表として出場したことが決まっているわけではありません。来年6月8日のランキングで内定することになっていますので、今の目標は出場を確定させること、それに尽きます。

もし、出られるようになったら、私にとって初めてのパラリンピックですので楽しみたいという気持ちもありますし、1つでも多く勝ちたいという気持ちもあります。いずれにしても自分らしくのびのびプレーできればいいですね。

それと、パラリンピックの選手は10代が少ないと思いますので、10代らしく明るくプレーしているところを見ていただけたら、自分と同じように車いすになってしまって落ち込んでいる人の背中を押せるようになるんじゃないかなと願っています。

萱島: 観客には、ご自分のプレーのどこに注目してもらいたいですか?

船水さん: 私はソフトボールの経験があるので、肩が強いんです。それに左利きなので、スライスサーブを思いっきり曲げたり、速いサーブを誰よりも力強く打つのが得意です。そこから相手を崩して有利な展開に持ち込んでいく、私ならではのプレーを見ていただけたら嬉しいですね

萱島: 来年のパラリンピックで、船水さんのプレーを見るのが今から楽しみです。

私によくて、世界にイイ。

萱島: 最後に、ethicaで取材をさせていただいている全ての方にお聞きしている質問です。

ethicaはグランドコンセプトである「私によくて、世界にイイ。」という言葉をとても大切にしています。船水さんにとっての「私によくて、世界にイイ。」とは何でしょうか?

船水さん: 難しい質問ですね(笑)。いろいろと考えましたけど、自分にとってやっぱりスポーツかなと思いました。

ケガをする前も楽しく元気にやっていたのはスポーツでしたし、自分が車いすになってしまって落ち込んでいた時に出会ったのもスポーツでした。スポーツに出会えたことが車いすで外に出ても恥ずかしくないと思えるようになりましたし、元気を取り戻して新たな目標を持つこともできるようになりました。

スポーツにはそういう力があるんじゃないかなと思うので、自分にとってはスポーツはいいものですね。

萱島: 今日はいいお話をありがとうございました。

船水さん: こちらこそありがとうございました。

パラリンピックに懸ける思い【前編】 車いすテニス・船水梓緒里さん

船水梓緒里(車いすテニス選手)

千葉県我孫子市出身。三菱商事所属。筑波大学在学中。中学生の時に事故で脊椎損傷し、車いす生活となる。2016年4月より本格的に車いすテニスの練習を始め、わずか4ヵ月でジュニア大会優勝。2018年は世界ジュニアマスターズに日本人で唯一選出され、ダブルス優勝、シングルス準優勝を飾った。国際ランキング シングルス23位(2020年1月現在)。

聞き手:ethica副編集長 萱島礼香

法政大学文学部英文学科卒。総合不動産ディベロッパーに新卒入社「都市と自然との共生」をテーマに屋上や公開空地の緑化をすすめるコミュニティ組織の立ち上げと推進を経験。IT関連企業に転職後は、webディレクターを経験。主なプロジェクトには、Sony Drive、リクルート進学ネット、文化庁・文化遺産オンライン構築などがある。その後、国立研究機関から発足したNPO法人の立ち上げに参加し、神田神保町の古書店をWEBで支援する活動と、御茶ノ水界隈の街の歴史・見どころを紹介する情報施設の運営を担当した。201811月にwebマガジン「ethica」の副編集長に就任。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ethica編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
[エシカ編集部 体験企画]環境や人権に配慮したエシカル素材で心地の良いナチュラルな香りと時間を実感「Care me(ケアミー)」のインバスグッズ
sponsored 【 2024/3/29 】 Health & Beauty
一日の終わりのバスタイムは、その日の自分をとびきり労って心とからだを回復させてあげたい愛おしい時間。そんなセルフケアの習慣にほんの少し、地球環境や自分以外の人にもちょっと良いアクションが取れたら、自分のことがもっと好きになれる気がしませんか? 今回ご紹介するのはエシカ編集部が前々から注目していた、エシカルな素材を使って...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
そろそろ知っておかなくちゃ! 水素のこと。森中絵美(川崎重工)×中村知弘(UCC)
sponsored 【 2024/3/26 】 Work & Study
2023年の記録的な猛暑に、地球温暖化を肌で感じた人も多いだろう。こうした気候変動を食い止めるために、今、社会は脱炭素への取り組みを強化している。その中で次世代エネルギーとして世界から注目を集めているのが「水素」だ。とはいえまだ「水素ってどんなもの?」という問いを持っている人も多い。2024年2月に開催された「サステナ...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
東京マラソンと東レがつくる、新しい未来
独自記事 【 2022/5/2 】 Fashion
2022年3月6日(日)に開催された東京マラソン2021では、サステナブルな取り組みが展開されました。なかでも注目を集めたのが、東レ株式会社(以下、東レ)によるアップサイクルのプロジェクトです。東レのブランド「&+®」の試みとして、大会で使用されたペットボトルを2年後のボランティアウェアにアップサイクルするとい...

次の記事

パラリンピックに懸ける思い【前編】/ 車いすテニス・船水梓緒里さん
姿勢が伝わるコミュニケーション(前編) トッパンアイデアセンター 亀井光則氏 【サステナブル・ブランド国際会議2019東京】レポート『凸版印刷編』

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます