スポーツの機会を提供して女の子の人生を変える 『プレー・アカデミー』を設立 大坂なおみ選手の思いをナイキが実現する
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スポーツの機会を提供して女の子の人生を変える 『プレー・アカデミー』を設立

『ethica(エシカ)』8月号のテーマは「家族で考えるSDGs」です。

女子テニス界の若きスーパースターとなった大坂なおみ選手。そんな彼女にも、スタープレイヤーに憧れながらラケットをひたすら振り続けていた少女時代がありました。「かつての自分のような女の子たちの夢をサポートしたい」。大坂選手の思いをナイキがバックアップし、女の子のスポーツ体験を向上させるための『プログラムプレー・アカデミー』が誕生しました。今回のスペシャルコラボが、男の子に比べてスポーツに触れる機会が少なくなりがちな女の子の人生をより良く変えていきます。(記者:エシカちゃん)

スポーツの体験を通じて健康的で幸福な人生を

4大国際大会である全米オープンと全豪オープンで優勝し、世界ランキング自己最高1位をもぎ取るなど、大坂なおみ選手はプロテニス界で数々の「日本人初」を実現してきました。絶好調な時には圧倒的な強さを誇りながらも、繊細でシャイな一面がある彼女はある種の日本人らしさを持ち合わせています。時おり、対戦相手に見せる優しさは私たちのハートをつかんで離しませんね。

そんな彼女の優しさは女の子たちにも向いています。3歳でテニスを始めた大坂選手は、自身をサポートしてくれた母親や近くで励まし続けてくれた姉、憧れのテニス選手たちを通じて、夢の実現にこぎつけました。「自分もロールモデルとして、次世代を担う女の子たちを助けたい」。大坂選手の思いをくんだナイキが、スポーツの力でより良い世界づくりを目指す団体、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団とともに立ち上げたのが『プレー・アカデミー with 大坂なおみ』です。

『プレー・アカデミー』は、東京の子どもたちに体を動かす機会の提供を目指したナイキによる『Made to Play』の活動内容をベースに展開しています。何と東京は、女の子が15 歳までにスポーツを止めてしまう割合が世界で最も高い都市の1つとされています。そのほか、日本において6歳から18歳までの女の子のスポーツ参加率は、男の子に比べて約20%も低いというデータも。正直言って、私はこれらの事実に驚きました。残念ながら、身近なところでジェンダー平等が実現していなかったのですね。

「私が得たような機会やロールモデルに恵まれていない女の子たちに、何かできることはないか」(大坂選手)。女の子の取り巻く環境を変革するために、彼女たちのお手本となるべき優秀なコーチが、固定観念から解き放たれたスポーツ体験を提供しています。体を動かしてもらい、より健康的で幸福な人生を。エビデンスに基づいたトレーニングをこなすことで、女の子たちは自己肯定感や挑戦心を養い、やがては学校や職場、地域社会でより良い成果を収めることができるようになります。

ロールモデル創出における好サイクルが生まれる

大坂選手は「『プレー・アカデミー』を通じて女の子がスポーツで喜びを感じ、自分の潜在能力に気づくことを願っています。そうした女の子たちが、さらに次世代にとってのロールモデルになるのではないでしょうか」とコメントしています。大坂選手のように、さまざまな舞台で花開くだろう女の子たちの未来が楽しみです。そして、彼女たちが大人になる頃には、スポーツにおいても真の機会均等が実現することを願っています。

『プレー・アカデミー with 大坂なおみ』の詳しい内容については

www.playacademywithnaomi.com をご覧ください。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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