(第14話)マリーゴールドの草木染め 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
3,884 view
(第14話)マリーゴールドの草木染め 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」

~パーマカルチャー(*注)を訪ねて〜

「マリーゴールド」が咲く季節、ふと聴きたくなるあの歌のサビにも「もう離れないで」とありますが、何とその花言葉には「いつもそばに置いて」という意味がありました。太陽に向かって咲き誇るオレンジやイエローゴールドが、疲れた心に元気と希望を与えてくれます。というわけで今回は、まさに今が旬のマリーゴールドの花を使った草木染めについてご紹介。マリーゴールドをこよなく愛する千里さんに、花の魅力と染め方について伺いました。

庭先にさりげなく咲く鮮やかな花に目を向けて見ませんか?

(*注)パーマカルチャー:“パーマネント”(永久)、“アグリカルチャー” (農業)、“カルチャー”(文化)を組み合わせた造語。持続可能な環境を作り出すためのライフスタイルのデザイン体系のこと。

黄色、オレンジ、橙etc…。自然の色から元気とパワーをチャージ!

太陽のような鮮やかなオレンジや黄色が心に華やぎと元気をくれる

農作業が忙しくなる前の春先は、身近な植物を使って草木染めをするのにぴったりの季節です。中でも私のお気に入りはマリーゴールド。春に種を蒔いて、初夏から秋にかけて咲く色鮮やかな花を摘み、ドライフラワーにしておいたものを染色に使います。標高差や朝晩の温度差があるせいで、八ヶ岳で咲く花は、色が濃いとよく言われます。咲き始めよりも後になればなるほど、色が濃くなっていくような気がします。10で、フラワーショップのレナさんもおっしゃっていましたが、八ヶ岳周辺は空気が乾燥していることもあり、生花をドライフラワーにすると本当にきれいに発色するんですね。中でも、マリーゴールドは染色した時に本領発揮!鮮やかな色が楽しめますよ。

マリーゴールドというと、街路樹や学校の校庭の片隅にひっそりと咲いている花というイメージで、昔はそれほど気に留めたことがありませんでした。華やかな香りがあるわけでもなく、どちらかと言えば地味な花という印象でした。でも自分で育ててみると、花の色数がとても豊富だったり、12月になっても咲いている花があったり…。だんだんと愛着がわくようになりました。そしてある日、鮮やかな黄色やオレンジの花を染めてみたら、びっくりするほどきれいに染色することができて。以来、大好きな花のひとつになりました。

マリーゴールドの由来は「マリア様の黄金の花」

都会でも庭先に咲いている姿をよく見かけるマリーゴールド。英語名は「marigold」。 英語での花言葉は「jealousy(嫉妬)」だそうですよ

マリーゴールドの花言葉

マリーゴールドは、畑に植えると害虫よけになる植物です。野菜を守るため、そしてフラワーアレンジメントのアクセントや染物にも使える万能花。調べてみると、マリーゴールドにはさまざまな種類や花言葉がありました。

そもそもマリーゴールドの名前は、聖母マリアに由来するのだとか。聖母マリアの祝日(8月15日)に、いつも咲いていることから「マリア様の黄金の花」=マリーゴールドと呼ばれるようになったそうです。そんな神話を知り、ますます愛おしくなりました。

手軽にできる楽しい手仕事「マリーゴールド」で草木染め

マリーゴールドで染めたレースの布。鮮やかなイエローは生花の元気な色そのもの

植物の持つ不思議な力で思いがけない色に染まった布をサシェにして。身近な草木を染めてみると意外な発見がありますよ

そのほかに、藍やソヨゴを育てています。ともに、柔らかな染め色が楽しめます。ジャパンブルーとも呼ばれる藍染めは、ご存知の方も多いと思いますが、ソヨゴは、皆さんにはあまり馴染みがないかも知れません。漢字では「冬青」と書く常緑広葉樹で、卵状の楕円形の葉っぱを煮出して染色に使います。そのほかにも、ツルムラサキ、桑の実など、染められるかな?と思うものはいろいろチャレンジしています。手順はだいたいどの草花でも同じで、ひとつやってみると、別な植物でも染めてみたくなりますよ。自然の持つ力には癒しの効果がありますね。

今回は、初心者でも比較的失敗なく、きれいに仕上がるマリーゴールド染めをご紹介します。まずはハンカチやコースターなど、小さなサイズの布を使ってみてはいかがでしょう。草木染めにはさまざまな方法がありますが、下記は私流のシンプルな染色法です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

マルーゴールド染め

 用意するもの

・マリーゴールドの花びら(30g程度)

(染めたい布に半量〜同量が目安)

・ミョウバン10gを溶かした水 500ml程度

・大きめの鍋(ステンレス製またはホーロー)と水 500ml程度

草木染め用に集めたマリーゴールドのドライフラワー。花びらを取り分けて染色に使用

ホーローの容器に水とマリーゴールドの花を加えて火にかける

染め方

1. 布の下処理

草木染めでは、絹や毛糸など動物性のものは染まりやすく、綿や麻など植物性のものは染まりにくいんですね。たとえば綿のハンカチを染める場合、まず最初に「たんぱく処理」を行います。大豆のご汁や無調整豆乳につけたり、いろいろな方法がありますが、私はミョウバンを溶かした水にしばらく浸けて絞って乾かした布を使います。

 

2. マリーゴールドの染め液で煮染めする

マリーゴールドの花びらをガクから外し、水を入れて火にかけます。鍋の中で布をゆらゆら動かせる程度の大きさの鍋を用意してくださいね。染め液が十分に浸出したら花びらを取り出し、ハンカチを入れます。(布に花びらが付くと、後で取るのが大変!)低温では染まりにくいので、70度くらいの湯温を保ちながら行います。10〜20分ほど布を揺らしながら染色し、一度引き上げて水で洗い、染まり具合を確認します。色の染まり具合を見て、好みの状態になったら火を止めます。

 

3. 色素を定着させて仕上げる

洗って乾かすとどうしても薄くなるため、少し濃いめが目安です。

温度が冷めるまで、そのまま布を浸けておきます。染色も煮物と同じで、冷める時に、色が定着していきます。最後に水でよく洗い、乾かして出来上がり。

小さなキッチンでも、身近な道具を使って簡単に楽しめます

自分で染めたものには愛着がわきます。何に使おうかな、と考えるとワクワクします。植物のもつ魔法の力が心に栄養を与えてくれます

草木染めに使う道具は、できるだけ身近なものを利用しています。ボウルや鍋はホーローやステンレス製のものが良いと思います。大きなものを染める時には、不織布の布に植物を入れると後片付けがラクになります。

草木染めの魅力は、化学反応のように、その時々で思いがけない色との出会いが味わえること。どんな色になるのかな?とワクワクしながら庭の草木を摘んで試して、楽しんでいます。キャベツ、菜の花、ミントなど、庭や畑で自家栽培した四季折々の植物を使って布を染め、染めた布でサシェやテーブルクロス、タペストリーなどを作ってきました。自己流ですが、独学でもやってみると発見がいろいろ。

自然の恵みが奏でる“魔法の色”が、私たちの心と暮らしにうるおいを与えてくれます。おうち時間が長い今こそ、植物のチカラに癒されてみませんか?

写真協力:KIMITO

左から、四井真治さん、畑仕事や料理、家具作りなどにも積極的に取り組む四井家の長男・木水土(きみと)くんと次男・宙(そら)くん、四井千里さん

バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」を読む>>>

四井真治

福岡県北九州市の自然に囲まれた環境の中で育ち、高校の時に地元の自然が都市開発によって破壊されてショックを受けたのをきっかけに環境意識が芽生え、信州大学の農学部森林科学科に進学することを決意。同農学部の大学院卒業後、緑化会社に勤務。長野で農業経営、有機肥料会社勤務後2001年に独立。2015年の愛知万博でオーガニックレストランをデザイン・施工指導。以来さまざまなパーマカルチャーの商業施設や場作りに携わる。日本の伝統を取り入れた暮らしの仕組みを提案するパーマカルチャー・デザイナーとして国内外で活躍中。

Soil Design http://soildesign.jp/

四井千里

2002年より都内の自然食品店に勤務。併設のレストランにてメニュー開発から調理まで運営全般に関わり、自然食のノウハウを学ぶ。2007年より八ヶ岳南麓に移り住み、フラワーアレンジメント・ハーブの蒸溜・保存食作り等のワークショップ講師、及び自然の恩恵や植物を五感で楽しむ暮らしのアイデアを提案。

記者:山田ふみ

多摩美術大学デザイン科卒。ファッションメーカーBIGIグループのプレス、マガジンハウスanan編集部記者を経て独立。ELLE JAPON、マダムフィガロの創刊に携わり、リクルート通販事業部にて新創刊女性誌の副編集長を務める。美容、インテリア、食を中心に女性のライフスタイルの動向を雑誌・新聞、WEBなどで発信。2012年より7年間タイ、シンガポールにて現地情報誌の編集に関わる。2019年帰国後、東京・八ヶ岳を拠点に執筆活動を行う。アート、教育、美容、食と農に関心を持ち、ethica(エシカ)編集部に参加「私によくて、世界にイイ。」情報の編集及びライティングを担当。著書に「ワサナのタイ料理」(文化出版局・共著)あり。趣味は世界のファーマーズマーケットめぐり。

<自然の仕組みがわかるオススメの2冊>

パーマカルチャーや土と自然のつながりがわかりやすく紹介されている『地球のくらしの絵本』シリーズ「自然に学ぶくらしのデザイン」と「土とつながる知恵」(四井真治著 農文協)ともに2,500円/税別

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

山田ふみ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
[エシカ編集部 体験企画]環境や人権に配慮したエシカル素材で心地の良いナチュラルな香りと時間を実感「Care me(ケアミー)」のインバスグッズ
sponsored 【 2024/3/29 】 Health & Beauty
一日の終わりのバスタイムは、その日の自分をとびきり労って心とからだを回復させてあげたい愛おしい時間。そんなセルフケアの習慣にほんの少し、地球環境や自分以外の人にもちょっと良いアクションが取れたら、自分のことがもっと好きになれる気がしませんか? 今回ご紹介するのはエシカ編集部が前々から注目していた、エシカルな素材を使って...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
そろそろ知っておかなくちゃ! 水素のこと。森中絵美(川崎重工)×中村知弘(UCC)
sponsored 【 2024/3/26 】 Work & Study
2023年の記録的な猛暑に、地球温暖化を肌で感じた人も多いだろう。こうした気候変動を食い止めるために、今、社会は脱炭素への取り組みを強化している。その中で次世代エネルギーとして世界から注目を集めているのが「水素」だ。とはいえまだ「水素ってどんなもの?」という問いを持っている人も多い。2024年2月に開催された「サステナ...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
東京マラソンと東レがつくる、新しい未来
独自記事 【 2022/5/2 】 Fashion
2022年3月6日(日)に開催された東京マラソン2021では、サステナブルな取り組みが展開されました。なかでも注目を集めたのが、東レ株式会社(以下、東レ)によるアップサイクルのプロジェクトです。東レのブランド「&+®」の試みとして、大会で使用されたペットボトルを2年後のボランティアウェアにアップサイクルするとい...

次の記事

[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter2-2】 ethica beauty project
(第1話)家族とwell-being(ウェルビーイング) 【連載】かぞくの栞(しおり) 暮らしのなかで大切にしたい家族とwell-being

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます