【連載】季節のプラントベースレシピ(第17話)「冬に常備しておきたい万能調味料・ねぎ味噌」
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【連載】季節のプラントベースレシピ(第17話)「冬に常備しておきたい万能調味料・ねぎ味噌」

今回ご紹介するのは、ねぎ味噌のレシピです。

主な材料はその名の通りネギとお味噌とシンプルですが、冬の寒さで甘みを増したねぎとお味噌の旨味がたっぷり詰まって、色々とアレンジもできるとっても便利な常備菜です。

ねぎとお味噌には体を温める効果もあるので、積極的に食べることで風邪予防や冷え予防にも。

炊きたてごはんのお供はもちろん、シンプルな蒸し野菜やスティック野菜につけても美味しいし、焼きおにぎりやお湯を注ぐだけの即席のお味噌汁など、忙しい毎日の食卓にも幅広く活躍してくれます。

わが家では秋から冬にかけては欠かせない常備菜の一つで、ねぎ味噌の作り置きがなくなるとなんだか落ち着かないほど。

体調不良やお腹を下した時も、おかゆにねぎ味噌を乗せて食べると体がポカポカ温まって、長引くことが少なくなったような気がしています。

そのままのおかゆはあまり好きではない娘も、ねぎ味噌を混ぜると「あーおいし!」とぺろりと食べてくれるので、家族や私が体調を崩したときにも、これさえあれば、とりあえずおかゆを炊いて乗り切れる・・!と心強い存在になっています。

ちなみに使うねぎは、レシピには長ネギと表記していますが、お鍋で使った白ネギの残りの青い部分や細ねぎなど、おうちにあるもので大丈夫です。

ぐんと冷え込んできて冷えや不調を感じやすいこの時期、とってもおすすめのレシピです!

【ねぎ味噌のレシピ】

<材料> 作りやすい分量

・長ネギ 1/2本〜1本(たっぷり入れるとより味に深みがでます)

・お味噌 100g(大豆味噌、米味噌、合わせ味噌など)

・好みの油 大さじ½

・塩 ひとつまみ(甘めにしたい方はお好みで)

・みりんまたは砂糖 小さじ1〜2

①長ネギをみじん切りにする(小口切りでも)

②フライパンに油を熱し、①の長ネギを入れて塩ひとつまみして弱めの中火でじっくり炒める

③ネギがしんなりして透き通ってきたら弱火にし、お味噌を加えてよく混ぜる

※甘めの仕上がりが良ければ、お味噌を加えるまえにみりんまたは砂糖を加えて、アルコール/水分をとばす

④よく混ざったら火を止め、粗熱が取れたら保存容器に入れて完成!

冷蔵保存で1週間ほどを目安にお召し上がりください

まずは、ぜひほっかほかの炊きたてごはんに乗せて食べてみてください。程よい塩気と旨味でごはんが進みます・・!

わが家の5歳の娘は、このねぎ味噌とごはんを焼き海苔にくるりと巻いて頬張るのが大好物。しっかり炒めることでネギの辛味は無くなるので、小さなお子さまでもお召し上がりいただけます。

おすすめの簡単な活用レシピもご紹介しますね。

【ねぎ味噌焼きおにぎり】

<材料> 2個分

・ごはん お茶碗1杯分ほど

・塩 適量

・お好みの油 適量(ごま油やオリーブオイルなど風味の良いものがおすすめ)

・ねぎみそ 適量

・お好みで炒りごま 適量

①ごはんの半量ずつを、濡らして塩(ひとつまみほど)をした手、またはラップで好みの形に握る

②両面にうっすらと油を塗り、片面にねぎ味噌を広げて、ねぎ味噌の面を上にアルミホイルに乗せて、魚焼きグリルやトースターでこんがりするまで焼く

(片面焼きグリルの場合は、先にごま油を塗った面を焼く→ひっくり返してねぎ味噌を塗って焼く)

 

③お好みで仕上げに炒りごまをぱらりと振って完成!

【即席ねぎ味噌汁】

<材料> 1杯分

・ねぎ味噌 大さじ1弱

・熱湯 150mlほど

・お好みで・・とろろ昆布、乾燥わかめ、生姜パウダーなど

①お湯を沸かしておく

②お椀にねぎ味噌、お好みの具を入れる

③②のお椀に沸かしたてのお湯を注ぎ、よく混ぜて完成

体を芯からじんわり温めてくれる美味しさです。ぜひアツアツでお召し上がりください。

冷えやすいこの時期はもちろん、忙しい日やお弁当のお供にもおすすめ。

保温ジャーにねぎ味噌と具を入れておいて、食べる直前にお湯を注ぐと外出先でもアツアツのお味噌汁を味わえます。

いかがでしょうか。

ねぎ味噌のアレンジは、今回ご紹介した焼きおにぎりや即席お味噌汁のほか、炒めものの味付けなどにもそのままお使いいただけるので、毎日のおかず作りの時短にも。

風邪の予防にもなり、忙しい毎日を助けてくれる万能なねぎ味噌、ぜひこの冬常備してみませんか?

今回の連載は如何でしたでしょうか。バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】季節のプラントベースレシピ

季子(キコ)

一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。

産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

季子(キコ)

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