「オーガスタ山崎キャンプ2015」横浜・赤レンガパーク野外特設ステージで開催 ボルネオ環境保全活動にオフィスオーガスタのアーティストが協力
sponsored
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
「オーガスタ山崎キャンプ2015」横浜・赤レンガパーク野外特設ステージで開催

山崎まさよし、杏子、元ちとせ、スキマスイッチなど日本を代表するミュージシャンが所属する音楽事務所「オフィスオーガスタ」が主催する野外イベント「オーガスタキャンプ」が9月26日、横浜・赤レンガパーク野外特設ステージで開催されました。

今年は山崎さんのデビュー20周年ということで、「YAMAZAKI MASAYOSHI in Augusta Camp2015~20th Anniversary~」とのタイトルが付けられ、山崎さんを慕う多くの音楽仲間たちによる華麗で、アットホームなスペシャルステージが展開されました。

サラヤのボルネオ環境保全活動にオフィスオーガスタのアーティストが協力

2010年の開催以来、環境省が「オーガスタキャンプ」に特別協力していることからも分かるように、オフィスオーガスタは以前から環境への関心の高いアーティストが所属している事務所として知られています。また、いつまでも変わらずに愛される楽曲とアーティストを目指しているように、時代に流されない「持続可能性」をモットーにしている事務所でもあります。

一方、ヤシノミ洗剤で知られるサラヤは、1952年の創業当初から環境に配慮した手洗い洗剤などの製品づくりに努め、2004年からは植物原料の生産地であるマレーシア・ボルネオ島の環境保全活動に積極的に取り組んでいます。

そして、

①オフィスオーガスタの目指す方向性と所属するアーティストたちとのイメージがサラヤの活動に共通していること。

②お互いのファン層は同じ嗜好性を持った人たちが多いこと

から、オフィスオーガスタはサラヤの支援するボルネオ環境保全活動に協力することとなり、サラヤが提供しているラジオ番組(FM大阪「LOVE FLAP(ラブフラップ)」毎週月〜木曜日11時30分~15時51分)の企画としてボルネオ取材ツアーがスタートしました。

初めにボルネオに出かけたのは元ちとせさんで、奄美大島に住む彼女は環境意識が高く、また、お子さんがサラヤの製品を愛用していたことがきっかけになりました。

ボルネオ島の環境保全活動調査に訪れた元ちとせさん

その後、元さんの話を聞かれた杏子さんが参加し、今年2015年には杏子さん、元さんの2人からボルネオの話を聞いていた、旅が大好きな浜端ヨウヘイさんが参加、ボルネオ島の魅力や抱えている問題をメッセージとした楽曲「Starting over」を発表しています。

ボルネオ環境保全活動の協力に訪れた杏子さん

現地の魅力や抱えている問題をメッセージとした楽曲を製作に訪れた浜端ヨウヘイさん

この楽曲は、ヨウヘイさんがラジオ番組の中で「ボルネオをぜひ自分の目でも見てみたい。自分は環境が変わることで曲のインスピレーションを受けるタイプなので、ボルネオで曲を作りたい」と話をされていたことで現地訪問が実現。

「オーガスタキャンプ」当日は、現地の様子と楽曲が、「ボルネオ エコツアー ドキュメント」映像として、横浜・赤レンガパーク野外特設ステージやサラヤブースにて放映されました。

チャリティソングと他3曲を収録したチャリティCD(税込1000円)はサラヤ公式通販にて販売され、その売上は全額、ボルネオ保全トラストへ寄付されています。

■サラヤ公式通販(チャリティCD)
http://shop.saraya.com/smile/item/66972/

■ボルネオ保全トラスト
http://www.bctj.jp/

*マレーシア・サバ州政府公認の環境保全団体。失われた熱帯雨林だった土地を買い戻し、動植物の生息域となる「緑の回廊」計画に取り組んでいる。

業種は違えど、衣類と洗濯でつながりが

今回の「オーガスタキャンプ」では、サラヤがブースを出展しました。

会場内には同社の出展ブースが設けられ、ヤシノミ洗剤が販売された他、繊維専門商社豊島が提唱しているオーガニックコットン普及のための「オーガビッツ」プロジェクトにサラヤが賛同し、オーガニックコットン製のトートバッグが販売されました。

今回の両社のコラボについて、サラヤ広報宣伝部の廣岡竜也さん、豊島営業企画室の桑山昭典さんにお聞きしてみました。

エシカ 豊島さんというのは、どういう会社ですか?

桑山  創業して今年で173年になる会社です。オーガニックコットンを意識し始めたのは10年ほど前からですね。もともとは綿花から始まった会社ですから、ウチがオーガニックコットンをやらなくてはいけないのではないかと考えました。

エシカ これまで両社でコラボレーションしたことはあるのですか?

廣岡  イベントでは初めてですが、仕事の上では少し前から始まっていて、豊島さんのファッションブランドに弊社の洗剤を紹介していただいています。こだわった衣類には、こだわった洗剤を使ってもらおうということですね。使う洗剤は環境に配慮したものをということで紹介していただいています。

エシカ 豊島さんからご覧になって、サラヤさんは、どういう会社でしょうか?

桑山  CSR活動の先駆者というか先輩というか、僕らがベンチマークにしたいなと思っている会社ですね。ひじょうに勉強になります。

豊島営業企画室 桑山昭典さん

エシカ 逆に、サラヤさんからご覧になって、豊島さんという会社は?

廣岡  されている業務の範囲がひじょうに広いので、影響力が大きい活動をされています。われわれがやっていることは範囲が限られているので、豊島さんのされている活動の影響力は素晴らしいものがあるなと、いつも感心してみています。

エシカ 範囲が広いといいますと?

桑山  もともとはオーガニックコットンを広めようというところから始まったのですが、今ではウミガメを助けたり、桜を植えたり、小児病棟の子供たちにピエロを送ったりと、さまざまな活動を行っています。今後は、この活動にもっと広がりを持たせていって、もっと多くの人に届けていけるように、ファッションを絡めて考えていきたいですね。ファッションでいったい何ができるのかを考えていくのが、僕たちの仕事だと思っています。

サラヤ広報宣伝部 廣岡竜也さん

エシカ 今後も両社がコラボしていく計画はあるのですか?

廣岡  今、桑山さんといろいろ計画を練っているところです。衣類があれば、当然そこには洗剤があるわけで、豊島さんと弊社はジャンルの異なる会社ではありますが、生活の上ではつながってくる会社なので、いろいろと頼っていこうかなと思っています。

桑山 サラヤさんは、僕らの一歩も二歩も先を行っている、真似をしようと思っても真似ができない会社です。そんなサラヤさんとコラボしていけるのはとても嬉しいことですね。

(左)豊島営業企画室 桑山昭典さん(右)サラヤ広報宣伝部の廣岡竜也さん

FM大阪「LOVE FLAP」の収録も

当日の会場ではFM大阪の番組「LOVE FLAP」の収録も行われました。

番組では2004年からマレーシア・サバ州野生生物局とともに、傷ついた子象の救出活動を行っているサラヤ現地調査員の中西宣夫さんが進行役となり、実際にボルネオ取材ツアーを体験した杏子さん、元さん、浜端さんの3人に、現地で出会った自然や動物の様子、地元の人々との触れ合いなどのエピソード、さらにはボルネオから帰国後、音楽活動をする上で何か変化があったかなどをお聞きしました。

また、番組には「エシカ」編集長・大谷賢太郎も出演し、「エシカ」の概要やコンセプト、今後「エシカ」が目指していく方向などについて説明しました。

放送は11月10日(前編)、11月17日(後編)を予定しています。

 

(左)ボルネオ保全トラスト・ジャパン 中西 宣夫さん

■FM OSAKA「LOVE FLAP」

http://fmosaka.net/ncf_flap.html

「サラヤ ECO FLAP」毎週火曜日 14:14〜 DJ:谷口キヨコ

■谷口キヨコさんのオフィシャルブログ

http://ameblo.jp/kiyoko-t/

記者 清水 一利(しみずかずとし)
1955年千葉県市川市生まれ。明治大学文学部(史学地理学科日本史専攻)を卒業後、1979年、株式会社電通PRセンター(現・株式会社電通パブリックリレーションズ)に入社。クライアント各社のパブリシティ業務、PRイベントの企画・運営などに携わる。1986年、同社退社後、1987年、編集プロダクション・フリークスを主宰。新聞、雑誌(週刊誌・月刊誌)およびPR誌・一般書籍の企画・取材・執筆活動に従事。2012年「フラガール3.11~つながる絆」(講談社)、2013年「SOS!500人を救え~3.11石巻市立病院の5日間」(三一書房)を刊行。

提供:サラヤ株式会社
http://www.saraya.com

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

清水 一利

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
【エシカ独占インタビュー】宇賀なつみ 初エッセイ本『じゆうがたび』刊行記念
独自記事 【 2023/6/19 】 Work & Study
先月、長らく続いていた新型コロナウイルス感染症が5類感染症の位置付けとなったことで、ようやくマスクをはずして外出や旅行に繰り出す人々が増えてきました。旅行や観光業界の中では、近年世界中で注目されているものに「ウェルネスツーリズム」(※)というものがあります。そのトレンドを大々的にピックアップしたイベント、「ウェルネスツ...
インターネット教養番組『家族で学ぶSDGs』シーズン2 第二話の見どころをご紹介
独自記事 【 2022/12/5 】 Work & Study
11月7日(月)より配信がスタートした、SDGsやエシカルについて学べるインターネット教養番組『家族で学ぶSDGs』シーズン2!「森キミ」ことモデルの森貴美子さんと、環境系エンターテイナーのWoWキツネザルさんが共演して、身近な話題や気づきから、持続可能なアクションやサステナブルについて考えを深めます。今回は、12月5...
SDGsやエシカルについて学べるインターネット教養番組のシーズン2がスタート!
独自記事 【 2022/11/7 】 Work & Study
持続可能な開発目標(SDGs)が国連サミットで採択された2015年から7年。サステナブルやSDGsといった価値観は耳に馴染んできたものの、まだまだ知らないことがたくさんありそうな奥の深い世界です。エシカでは、「森キミ」ことモデルの森貴美子さんと、環境系エンターテイナーのWoWキツネザルさんが共演するSDGsやエシカルに...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
【あむんが行く!第1話】 TBSのSDGsプロジェクト!「ミツバチ教室」で蜜ろうキャンドルづくりを体験
独自記事 【 2022/3/7 】 Work & Study
ethica編集部員の娘(5歳)が、様々なエシカルな体験を繰り広げていく、新企画「あむんが行く!」 “あむん”という名前の由来は、紀元前1000年頃より、二千年の長きにわたって栄えたマヤ文明のマヤ語からきています。意味は“森の神”。自然と親和性のある名前を持つあむんが、今後様々なエシカルな体験を繰り広げていきます。娘の...
“自分にも環境にもやさしい”インナーウェア「WACOAL ナチュレクチュール」
INFORMATION 【 2022/2/21 】 Fashion
肌に直接身につけるインナーウェアは着心地が大事。加えて、環境に寄り添ったアイテムであれば、なおさら手に取りたくなります。「Wacoal ナチュレクチュール」は“自分にも環境にもやさしい”を目指したインナーウェアラインです。肌ざわりの良さに加えて、環境や社会に配慮した製品へのこだわりが光ります。今回はそんなアイテムの魅力...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
東京マラソンと東レがつくる、新しい未来
独自記事 【 2022/5/2 】 Fashion
2022年3月6日(日)に開催された東京マラソン2021では、サステナブルな取り組みが展開されました。なかでも注目を集めたのが、東レ株式会社(以下、東レ)によるアップサイクルのプロジェクトです。東レのブランド「&+®」の試みとして、大会で使用されたペットボトルを2年後のボランティアウェアにアップサイクルするとい...

次の記事

UR都市機構が提唱する新しいライフスタイル 「近居」に今注目が
<ethica編集長対談> 宇野薫(総合格闘家) 「昔から好きで普通にやっていたことがエコにつながった。 意識して始めたことではありません」

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます