サステナブルな活動の促進を目的とした美食イベント「サステナブル テーブル」
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サステナブルな活動の促進を目的とした美食イベント「サステナブル テーブル」

今、食品ロスが大きな問題になっています。食べ残しや売れ残り、あるいは賞味期限が近いなどの理由で食べられるのに捨てられてしまう食品は日本では1年間で522万トンと推計され、日本人1人あたり毎日おにぎり1個を捨てていることになるとか。

しかも、食品ロスが発生するとそれに伴ってさまざまな悪影響が生じ、例えば多くのゴミを焼却して廃棄しなければならなくなってCO2排出による環境汚染の心配も出てきてしまったりもするのですね。

そうした中、ザ・キャピトルホテル 東急では食に関するサステナブルな活動の発信とその促進を目的とした美食イベント「サステナブル テーブル~最終章 ウェルビーイング~」を来春218日に開催するそうです。その内容をご紹介しましょう。(記者:エシカちゃん)

集大成となる今回の最終章は「ウェルビーイング」がテーマ

これは日本サステイナブル・レストラン協会のプロジェクト・アドバイザー・シェフでONODERA GROUPエグゼクティブシェフの杉浦仁志さんと同ホテル総料理長の曽我部俊典さんがタッグを組んで行っているイベントで、これまでには、『プラントベースフード』『食品ロス』『サステナブルシーフード&ベターミート』をテーマに3度開催し、

 ●食品ロスへの取り組み

 ●フードロスバンクからの食材の調達

 ●江戸前魚、江戸前野菜の調達による地産地消への取り組み

 ●パンを持って帰ってもらうためのドギーバッグの用意

 ●サステナブルシーフード(水産資源の獲りすぎに注意し、海の環境に配慮して適切に管理された漁業で獲られた水産物や環境と社会への影響を最小限に抑えた養殖場で育てられた水産物)&ベターミート(野生動物のジビエなど人の健康、環境負荷、アニマルウェルフェアに配慮した肉類)の活用

 ●CO2ゼロMICEへの参加(イベントに使用される電力を再生可能エネルギーに置き換え、CO2排出を実質ゼロにする活動)

などSDGsを目的とした取り組みを実施してきました。

集大成となる今回の最終章は「ウェルビーイング」をテーマに、お2人が1品ずつ食材や調理法に関するプレゼンテーションや食のサステナビリティに関するトークショーを行い、その後でウェルビーイングをテーマにしたコース料理が提供されることになっています。

おいしいものをいただきながら食に関するサスティナビリティが学べる、こうした有意義な取り組みがもっと広まるといいですね。

ONODERA GROUP エグゼクティブシェフ

杉浦仁志

大阪府生まれ。2009年渡米。料理業界のアカデミー賞とされる「ジェームス・ビアード」を受賞しているジョアキム・スプリチャル氏のもとLA・NYCのミシュラン星付きレストランで感性を磨き技術を習得。エミー賞授賞式・NYCティファニープライベートイベントの他、国連日本政府代表部大使公邸で開催された安倍元総理大臣はじめ各国大統領・国賓関係者のレセプションイベントに日本代表シェフとして2年連続責務。国内外で培った国際的な食経験を通じ、日本におけるヴィーガン・プラントベース調理の第一人者として活躍。現在は「Social Food Gastronomy」と称し食を通じたより多角的な社会貢献活動から持続可能な社会を推進し、日本サステイナブル・レストラン協会プロジェクトアドバイザーを務めています。

ザ・キャピトルホテル 東急 総料理長兼副総支配人

曽我部俊典

神奈川県生まれ。大阪の調理師専門学校卒業後、愛媛県のホテルに入社。26歳でフランスに渡り本格的にフランス料理を学びました。帰国後、1987年名古屋東急ホテルに入社。26歳でフランスに渡り本格的にフランス料理を学びました。帰国後、1987年名古屋東急ホテルに入社。2001年セルリアンタワー東急ホテル「クーカーニョ」シェフへ就任し、2007年「ミシュラン東京’08」一ツ星を獲得。2008年横浜ベイホテル東急 総料理長へ就任し、2017年からは副総支配人も兼任。2019年4月から現職。お客様の心に残るおもてなしの追求と絵画をイメージしたメニューの創作など新しい料理の世界を開拓し続ける他、後進の育成にも力を注いでいます。

【サステナブル テーブル ~最終章 ウェルビーイング~ 概要】

[開催日] 2023年2月18日(土)
[時間]    開場 午後5時 / 開宴 午後5時30分
[会場]    1階 宴会場「鳳凰」
[料金]    お1人さま 20,000円
[内容]
・食のサステナビリティに関するトークタイム
・ウェルビーイングをテーマにしたコース料理 (ワインなどのペアリングを含む)
[
特典]    曽我部総料理長の直筆レシピをプレゼント
[
予約・問い合わせ]   03-3503-0109(代表)宴会リザベーション 午前10時~午後7時

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティを提案していこうと思います。

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エシカちゃん

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