【連載】季節のプラントベースレシピ (第9話)「甘酒アイスで暑さを乗りきろう!ヘルシーで美味しい植物性アイスクリームレシピ2種」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】季節のプラントベースレシピ (第9話)「甘酒アイスで暑さを乗りきろう!ヘルシーで美味しい植物性アイスクリームレシピ2種」

「あっつーい!」。

二言目にはそう叫びたくなるような、ムシムシした毎日……

ついつい冷たいものに手が伸びがちになる夏ですが、摂りすぎは夏バテの原因になることも。

せっかくなら、体をいい具合にクールダウンしてくれて栄養にもなる、自家製アイスクリームをつくってみませんか?

「飲む点滴」とも言われる「甘酒」

今回ご紹介するのは、「飲む点滴」とも言われ、健康に嬉しい効果がたくさんある甘酒をたっぷり使った、果物と混ぜて凍らすだけの簡単なアイスのレシピ2種です。

甘酒はお米と米麹を発酵させてつくられる発酵食品のひとつで、腸内環境を整えてくれ、ブドウ糖や必須アミノ酸による疲労回復効果や夏バテ予防、ビタミンB群による代謝アップの効果が期待できると言われています。

使う甘酒は手作りのものでも市販のものでもOKですが、市販のものを選ぶときのポイントは、お米と米麹のみでつくられていて、お砂糖などが加えられていないシンプルなものであること。

できれば濃縮タイプのものがまったり濃厚な仕上がりになるのでおすすめです。

ミックスベリーやバナナ、ココアなどを組み合わせることで、甘酒の風味が苦手な方やお子さんにも食べやすい味わいとなっています。

【ミックスベリーのアイスクリーム

<材料> つくりやすい分量

・濃縮甘酒 200g

・無調整豆乳 120g

・ミックスベリー 100g

・お好みでお砂糖やメープルシロップ 適量

【ココナッツチョコバナナのアイスクリーム

・濃縮甘酒 100g

・ココナッツミルク 150g

・バナナ 1本(約150g

・ココアパウダー 大さじ1

・お好みでお砂糖やメープルシロップ 適量

<作り方>※2種とも共通です!

すべての材料をミキサー(ハンドブレンダーの場合は容器)に入れて、なめらかになるまで撹拌する

少し味見して、甘さが足りないようなら好みの甘味料を加えて調整する

ホーローやステンレス製の容器に入れて、冷凍庫で56時間ほど冷やし固める

途中、2時間おきくらいにフォークやスプーンで空気を含ませるように混ぜると、口当たりがよりなめらかになります

固まったら完成! お好みの容器に盛り付ける

そのままでもちろん、シリアルやグラノーラ、ナッツ、クリームなどお好みの素材を組み合わせてパフェのようにアレンジするのもおすすめ。食べごたえがアップして、ヘルシーなのに満足感たっぷりです♪

わが家は私も夫も5歳の娘もアイスクリームには目がないのですが、市販のアイスを日常的に食べるのは、ちょっぴり考えもの。

幼い娘も一緒に安心して食べられて、大人にとっても満足感があって、何より思い立ったときにパパッと簡単につくれるもの! をいろいろ試した結果、この甘酒を使ったレシピにたどり着きました。

市販のまったりクリーミーな味わいにはかないませんが、家族の「おいしい」「うれしい」をつくってくれる、わが家の夏に欠かせない存在となっています。

昨年からは娘も一緒につくるようになり、思いもよらないような味の組み合わせを提案してくることも(笑)

今回は果物を使ったレシピをご紹介しましたが、甘酒と植物性のミルクを基本にいろいろアレンジも可能です。濃厚系だとさつまいも、あんこ、抹茶パウダー、きなこ、ナッツ、練りごまなど。果物や梅シロップなどはあっさりした仕上がりに。

ぜひお好みの素材で試してみてくださいね。

今回の連載は如何でしたでしょうか。バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】季節のプラントベースレシピ

季子(キコ)

一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。

産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

季子(キコ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
【エシカ独占インタビュー】宇賀なつみ 初エッセイ本『じゆうがたび』刊行記念
独自記事 【 2023/6/19 】 Work & Study
先月、長らく続いていた新型コロナウイルス感染症が5類感染症の位置付けとなったことで、ようやくマスクをはずして外出や旅行に繰り出す人々が増えてきました。旅行や観光業界の中では、近年世界中で注目されているものに「ウェルネスツーリズム」(※)というものがあります。そのトレンドを大々的にピックアップしたイベント、「ウェルネスツ...
インターネット教養番組『家族で学ぶSDGs』シーズン2 第二話の見どころをご紹介
独自記事 【 2022/12/5 】 Work & Study
11月7日(月)より配信がスタートした、SDGsやエシカルについて学べるインターネット教養番組『家族で学ぶSDGs』シーズン2!「森キミ」ことモデルの森貴美子さんと、環境系エンターテイナーのWoWキツネザルさんが共演して、身近な話題や気づきから、持続可能なアクションやサステナブルについて考えを深めます。今回は、12月5...
SDGsやエシカルについて学べるインターネット教養番組のシーズン2がスタート!
独自記事 【 2022/11/7 】 Work & Study
持続可能な開発目標(SDGs)が国連サミットで採択された2015年から7年。サステナブルやSDGsといった価値観は耳に馴染んできたものの、まだまだ知らないことがたくさんありそうな奥の深い世界です。エシカでは、「森キミ」ことモデルの森貴美子さんと、環境系エンターテイナーのWoWキツネザルさんが共演するSDGsやエシカルに...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
【あむんが行く!第1話】 TBSのSDGsプロジェクト!「ミツバチ教室」で蜜ろうキャンドルづくりを体験
独自記事 【 2022/3/7 】 Work & Study
ethica編集部員の娘(5歳)が、様々なエシカルな体験を繰り広げていく、新企画「あむんが行く!」 “あむん”という名前の由来は、紀元前1000年頃より、二千年の長きにわたって栄えたマヤ文明のマヤ語からきています。意味は“森の神”。自然と親和性のある名前を持つあむんが、今後様々なエシカルな体験を繰り広げていきます。娘の...
“自分にも環境にもやさしい”インナーウェア「WACOAL ナチュレクチュール」
INFORMATION 【 2022/2/21 】 Fashion
肌に直接身につけるインナーウェアは着心地が大事。加えて、環境に寄り添ったアイテムであれば、なおさら手に取りたくなります。「Wacoal ナチュレクチュール」は“自分にも環境にもやさしい”を目指したインナーウェアラインです。肌ざわりの良さに加えて、環境や社会に配慮した製品へのこだわりが光ります。今回はそんなアイテムの魅力...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
東京マラソンと東レがつくる、新しい未来
独自記事 【 2022/5/2 】 Fashion
2022年3月6日(日)に開催された東京マラソン2021では、サステナブルな取り組みが展開されました。なかでも注目を集めたのが、東レ株式会社(以下、東レ)によるアップサイクルのプロジェクトです。東レのブランド「&+®」の試みとして、大会で使用されたペットボトルを2年後のボランティアウェアにアップサイクルするとい...

次の記事

人びとはサステナブルな旅行に対して、どのような意識を持っている? 2023年版「サステナブル・トラベル」に関する意識調査(ブッキング・ドットコム)
東京・代官山「リストランテASO」と「カフェ・ミケランジェロ」が2023年9月16日(土)リニューアルオープン

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます