絶賛上映中!『マダム・マロリーと魔法のスパイス』南仏の田舎町で繰り広げられる、愛と情熱に溢れた料理人たちの物語 マダム・マロリー演じるベテラン英国女優、ヘレン・ミレン
INFORMATION
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
4,839 view
絶賛上映中!『マダム・マロリーと魔法のスパイス』南仏の田舎町で繰り広げられる、愛と情熱に溢れた料理人たちの物語

『マダム・マロリーと魔法のスパイス』 © 2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved. 11月1日(土)全国ロードショー

秋冬といえば必ず体重が増えてしまう筆者…何かと食べ物が美味しい寒い季節に、ディズニーが送る最新映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は、料理人たちが織りなす心温まる物語です。

美しく静かな田舎町に、新しくレストランを開こうと引っ越してきたインド人の一家は、こともあろうに格式高いフレンチレストランの真向かいに店を構えます。フレンチレストランのオーナー、マダム・マロリーは料理に人生を捧げる気位の高い頑固な貴婦人。騒がしいインド音楽を流し、イルミネーションで彩られたド派手なお向かいが気に入りません。一方『パパ』と呼ばれるインド人一族の家長も婦人に対抗意欲を燃やします。かくしてふたつの真逆なグループによる料理バトルが始まるのですが、天才的な味覚と料理の技術を持つインド人一家の息子、ハッサンとマダム・マロリーとの味の出会いが、双方の料理人たちの心を解していくのです。

『マダム・マロリーと魔法のスパイス』 © 2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved. 11月1日(土)全国ロードショー

未来を担う若者を見守るリーダーたち

頑固で実はよく似た者同士のマダム・マロリーとパパ、火花を散らすように対抗する二人の間に挟まれて巻き込まれるのは、心の優しい寛容な若者たち。戦いの最中にも自分たちの価値観で相手を敬い、どうにも親切さがにじみ出てしまう彼らの微笑ましい存在が、映画に思わずクスッと笑ってしまう愛嬌をもたらしています。

マロリーの元で修行を積む町娘マルグリットとハッサンは一見「ロミオとジュリエット」のようなもどかしい関係に見えますが、ハッサンの類稀な才能がレストランの将来にかかわる鍵となることがわかった時、その事実と感動を素直に受け入れるマロリーやパパがの姿は観ていてハッとさせられるものがあります。情熱と信念があるからこそ、反発し合いながらも若い才能に希望を託し、若者の背中を押すベテランシェフたちのフェアな歩み寄りは、ディズニー作品ならではの人間愛と寛容さ、異なる文化に対する愛情のこもったメッセージといえるでしょう。

マダム・マロリー演じるベテラン英国女優、ヘレン・ミレン

料理に対する情熱を燃やす、厳格で妥協を許さない信念の人マダム・マロリーを演じるのはヘレン・ミレン。多数の映画賞に輝いた『エリザベス一世』『クイーン』にて、苦悩しながらも崇高に生きる女王たちを気高く演じたイギリスの大女優です。もうすぐ70歳という年齢の彼女ですが、ピンと伸びた背筋、風格を備えたキリッとした姿は見ていて憧れてしまうというもの。

自身は「母性本能がまったくないの」として子供を持たないヘレンですが、傷つけられた子供たちを守るイギリスの代表的な奉仕団体KIDS COMPANYへ女優活動の収益を度々寄付するなど、ヘレンは子供の未来への貢献を積極的に行っていることで知られています。

また、高齢者がより幸福に、豊かに暮らせる社会作りを訴える団体Age UKにも寄付を行っており、ヘレンが69歳にして美しい体型を保ち、高級化粧品ブランド・L’Orealの新しい顔となった時には、Age UKがTwitterで喜びと祝辞を発信しました。

各界のアイコン的著名人による慈善活動が一般人を勇気づけることは想像に難くありませんが、ヘレンのような高齢の女優が活躍し礼讃される社会は、高齢者たちの励みにもなっているのですね。

「食べる」ことを美しく、楽しく、豊かに表現

映画には、「最高の料理」へ一途に情熱を燃やし、努力を惜しまない老若男女の料理人たちが登場します。料理の国籍は違うものの、ライバル同士の両者のどちらもが味に対する純粋な誇りと探究心を持っており、それゆえに、「本物」と出会った時の素直な賞賛は観る者をホッとさせます。

映画の中では登場人物はいつも何かしら食べ、飲み、様々な食材に囲まれています。時には怒りながら、時には喜びながら、時には涙しながら、時には掃除しながら(!)、食に囲まれた豊かで美味しい人生を映し出しているのです。

映画の中で、味わうことによって過去の記憶を思い出すシーンが何度かあります。味覚と嗅覚は、記憶を呼び覚ます効果がもっとも高い五感だと言われていますが、楽しい記憶・悲しい記憶、懐かしい気持ちを、味や香りでふと思い出したことは皆さんにも経験があるのではないでしょうか。

「あなたの食べるものがあなたを作る」とは、食育の現場でよく言われることですが、食の健康は栄養素によってだけではなく、見た目や、料理のプロセス、一緒に食べる相手、思い出の価値によっても成り立っているのだなぁと、そう感じてしまう映画です。

ーーBackstage from “ethica”ーー
2015年も残りわずか。クリスマスのディナーに思案する方も多いのではないでしょうか?
見た目の美しさ、美味しさはもちろんのこと、思い出が味と結びつくような、素敵なテーブルにしたいものです。

■『マダム・マロリーと魔法のスパイス』公式サイト
http://www.disney.co.jp/movie/spice.html

■ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの公式サイト
http://disney-studio.jp/

■ヘレン・ミレン公式HP
http://www.helenmirren.com/contact.html

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

M. McLean

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
今、教育業界からも熱い眼差しが注がれている社会起業家・仲本千津さんにザンビアへの訪問について伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/13 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
[エシカ編集部 体験企画]環境や人権に配慮したエシカル素材で心地の良いナチュラルな香りと時間を実感「Care me(ケアミー)」のインバスグッズ
sponsored 【 2024/3/29 】 Health & Beauty
一日の終わりのバスタイムは、その日の自分をとびきり労って心とからだを回復させてあげたい愛おしい時間。そんなセルフケアの習慣にほんの少し、地球環境や自分以外の人にもちょっと良いアクションが取れたら、自分のことがもっと好きになれる気がしませんか? 今回ご紹介するのはエシカ編集部が前々から注目していた、エシカルな素材を使って...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...

次の記事

エシカ独占インタビュー映像「国際ガールズ・デー」応援アーティストorange pekoeのボーカル、ナガシマトモコさん ソロアルバムをリリースするまでに至るエピソードやナガシマさんが考える「私によくて、世界にイイ。」について伺いました。
着る人もつくる人もしあわせになる?!フェアトレードから学ぶしあわせになるヒント 12月11日(木)にフェアトレード・コンシェルジュ末吉里花がナビゲートする「フェアトレード」をテーマとしたセミナーを開催

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます