こども国連環境会議、中高生向けワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」を開催 身近な商品から、同世代に向けた持続可能な問題解決のメッセージを発信
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
9,530 view
こども国連環境会議、中高生向けワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」を開催

先日、東京・中野のキリン中野本社で持続可能な環境問題についての中高生向けワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」が開催され、中学1年生から高校2年生までの男女生徒25人が参加しました。

これは、こども国連環境会議推進協会(JUNEC)とキリン株式会社がレイン・フォレスト・アライランスと連携し、中高生が主役になって世界のさまざまな課題を考え、課題解決に向けて挑戦しようというプログラムです。当日の模様を取材しました。

こども国連 事務局スタッフ 岩村湧香さん

テーマは「つながっている、私たちと世界」

この日のワークショップは「つながっている、私たちと世界」がテーマとなりました。ここでは中高生に人気でなじみの深いキリンの商品「午後の紅茶」が取り上げられ、その原材料である紅茶葉の産地スリランカの農園で取り組まれている「持続可能な農園づくり」について、レイン・フォレスト・アライランスとキリンから講義形式で学びました。

そして、講義を通じて見つけた驚きや発見から現在直面している問題を中高生自身の視点で読み取り、それを同世代に向けて発信するポスターを制作して発表するというのが、この日の目的でした。

参加した中高生たちは学校でポスターやパンフレットを見たり、友人や知人の紹介でこのワークショップのことを知ったそうです。もともと、こうした環境問題に関心の高い生徒たちだけあって誰もが熱心に取り組み、終了後には「ほかの人に自分自身の意見を的確に伝えることの難しさがよく分かりました。今日の経験をこれからの勉強に活かしていきたいと思います」「いつも何気なく飲んでいる『午後の紅茶』に地球環境の問題が関わっていることを知って驚きました。これからはそれを意識しながら飲みます」といった感想を口にしていました。

こども国連 サポーター 飯田貴也さん

企業の営利活動を理解した上で持続可能性を考える

ワークショップの主催者である、こども国連環境会議推進協会は2001年から活動している団体です。当初は環境教育をメインに行っていましたが、2005年から「持続可能な開発のための教育(ESD)」をテーマに、主に中高生・大学生を対象に、さまざまな事業に取り組んでいます。

こども国連環境会議事務局長 井澤友郭さん Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA) 

事務局長の井澤友郭さんは

私たちの活動に参加する中高生の子どもたちの殆どは、やがて社会に出て、企業などの組織で働くようになります。自然を汚している企業は全て悪だ、企業の営利活動は良くない、という一面的な否定ではなく、企業活動をきちんと理解し、ジレンマを体験した上で、 持続可能性を考えるべき ではないかそう思って2007年頃から企業との協働ワークショップを実施しています。

企業側のワークショップに対する関心もここ1、2年どんどん高くなっていますので、これからも子供たちの心に響くプログラムをやっていきたいですね」

お互いに意見交換できる双方向のワークショップ

今回、企業としてワークショップを主宰したキリン株式会社環境推進部は2013年に誕生したセクションです。それまではキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンの各社ごとに部署がありましたが、キリン株式会社の設立とともに統一され、環境への取り組みを担当しています。

キリン株式会社環境推進部 藤原啓一郎さん Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA) 

同部・藤原啓一郎さんは

「もちろん今までキリンビールとして、さまざまな環境活動を行ってきました。しかし、アルコールをメインに扱っている会社ということもあって、20歳前、特に中高校生へのアプローチにはどうしても躊躇してしまっていたんですね。2013年にキリン社になって、どうにかしなくてはいけないと思っていたところ、たまたま、こども国連さんからアプローチがあり、一緒に活動しようということになりました。

2014年の3月にまず第1回のワークショップを開催し、スリランカの支援になるようなキャンペーンを考えるというワークショップを行いました。それを通じて単に私たちの取り組みを知ってもらうだけではなく、子供たちからのいろいろな考えを知ることができ、それが私たちにとってとても重要な情報になっています。これからもお互いに意見交換のできる双方向のワークショップをやっていきたいですね。今回の成果を踏まえて、今後も引き続いて行っていく予定です」

こども国連 事務局スタッフ 和田恵さん

大事なのは自分たちで評価すること

こども国連環境会議推進協会では愛知県豊田市と連携しての「とよたこども国連環境会議」を1月10日から12日まで2泊3日の日程で開催、人と未来がさまざまな方法で融合する将来を参加者全員で考えました。今後も、こうしたイベントを積極に行っていきたいと井澤さんは言います。

「将来はプロジェクトベースの事業をもっと増やしていきたいと思っています。今、中学、高校の学校教育の現場では何か課題に向けてチームで解決するような授業の場が圧倒的に少ないのです。そういう学びの場を私たちが学校以外で増やしていきたい。

今はまだイベントで終わってしまっていますが、やったことを誰かが評価するのではなく、自分たちで評価することが大事なのです。それを継続してやっていけるような形を作りたいですね」

こども国連 サポーター 井手理歩さん

■こども国連環境会議推進協会
http://junec.gr.jp

■レインフォレスト・アライアンス
http://www.rainforest-alliance.org/ja

■キリンホールディングス株式会社 地球環境との共生に関する対話
http://www.kirinholdings.co.jp/csv/env/stakeholder/conversation.html

 

インタビュアー 清水 一利(しみずかずとし)
55年千葉県市川市生まれ。明治大学文学部(史学地理学科日本史専攻)を卒業後、79年、株式会社電通PRセンター(現・株式会社電通パブリックリレーションズ)に入社。クライアント各社のパブリシティ業務、PRイベントの企画・運営などに携わる。86年、同社退社後、87年、編集プロダクション・フリークスを主宰。新聞、雑誌(週刊誌・月刊誌)およびPR誌・一般書籍の企画・取材・執筆活動に従事。12年「フラガール3.11~つながる絆」(講談社)、13年「SOS!500人を救え~3.11石巻市立病院の5日間」(三一書房)を刊行。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

 

清水 一利

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

健康を意識する人に注目される「発芽米」 世界一の長寿国である日本の健康を守る食の秘訣とは?
育児と仕事の両方を頑張る「パワーママ」を応援する「パワーママプロジェクト」 サスティナブル・カップルシリーズ 「男性と女性は車の両輪のようなもの」「知られていない、パワーママの本当の姿」

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます