都心のオアシスで「ニュージーランドフェア」 南池袋公園「Racines FARM to PARK」
コラボレーション
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
3,348 view
都心のオアシスで「ニュージーランドフェア」 南池袋公園「Racines FARM to PARK」

「ハニどら」が大好評!100%ニュージーランド産生はちみつ専門店「ピービーズ」のブースにて Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

天候に恵まれたゴールデンウィークの3日間、池袋からほど近い都心の公園では、青々とした広い芝生の上で家族連れやカップルなど多くの人々が思い思いに楽しみ、明るい笑い声でいっぱいになりました。

これは5月3日から5日、豊島区の南池袋公園で開催された「ニュージーランドフェア」の一幕。

このイベントはニュージーランドの魅力をもっと知ってもらおうとニュージーランド大使館商務部が主催したもの。会期中、公園に隣接する「Racines FARM to PARK」前にはニュージーランド物産を扱う4ブースの他、ニュージーランドの代名詞ともいえるラムチョップの炭火焼きコーナー、各種ドリンクの販売コーナーが設けられ、多くの人で賑わっていました。

また、フェアには「エシカ」も協賛、先着1万人に「エシカ・オリジナルしおり」をプレゼントしました。

青山学院大学2年生の嶋村苑香さん

会場の100%ニュージーランド産生はちみつ専門店「ピービーズ」のブースでは、青山学院大学2年生の嶋村苑香さんがサークル(バスケットボール)仲間とアルバイトしていました。同店のオーナーで、はちみつ研究家の嶋村賢次さんのお嬢さんです。

ここでの一番人気は、はちみつで優しい甘さを引き出した、どら焼き「ハニどら」でした。

「使っているのはワイルドフラワーという、ミツバチがいろいろな花から集めてきたはちみつです。お砂糖を一切使っていないのでダイエット中の方でも大丈夫です」(苑香さん)

「エシカ」を愛読しているという林真奈美さん

一方、女性たちの注目を集めていたのがニュージーランド発のライフスタイルフレグランスブランド「ECOYA」のブースでした。ECOYAは、エコリュクス(環境に優しく贅沢)な製品作りをモットーに、2004年に誕生。日本では去年10月から発売しています。

代表製品のキャンドルは100%ソイ(大豆)ワックスを原料にしているため、燃焼時にすすが出にくく、CO2排出量が1/3とか。日頃から「エシカ」を愛読しているという林真奈美さんは、

「『唇に触れるものには不快なものは使わない』をモットーにしたリップスティックブランド『カレン・マレル』もお薦めです」

と教えてくれました。

「エシカ」を愛読しているという林真奈美さん Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

ECOYAのキャンドルは100%ソイ(大豆)ワックスが原料。フレグランスの優しい香りが漂う。 Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

リップスティックブランド『カレン・マレル』 Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

その他、会場にはマヌカハニー、アボカドオイル、オールブラックスグッズなどを扱う「赤坂ギフトショップ」、ピーナッツと塩だけを原料に食品添加物、保存料など一切無添加のピーナッツバターやオーガニックとフェアトレードにこだわったカカオ豆を使ったホーガスクラフトチョコレートの「ユックスジャパン」が出店、こちらにも多くの人が集まっていました。

期間中、14時~、15時30分~の1日2回、子供たちを対象に開かれたのが「蜜蝋キャンドル作り教室」でした。

これは、はちみつを採取いた後に残る蜂の巣から不純物を取り除くとできる純粋蜜を使って、オリジナルのキャンドルを作ろうというもの。小さな子でも簡単にでき、参加した子供たちは楽しそうでした。

「グリップセカンド」社長・金子信也さんの弟、伸人さん

ラムチョップの炭火焼きコーナーで一生懸命ラムチャップを焼いていたのが先日「エシカ」にご登場いただいた「グリップセカンド」社長、金子信也さんの弟、伸人さん。現在は日本橋地区4店舗の責任者を務めています。

「グリップセカンド」社長、金子信也さんの弟、伸人さん Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

「故郷の日光で働いていた時、突然、兄から電話があり、一緒に飲食店をやらないかと誘われました。飲食のプロでなくても、飲食店を運営するチームなら作れるという兄の考え方に共感して、僕も参加することにしました。今、兄のもとで僕と同じように兄の考え方に賛同した若いスタッフがどんどん育っています。それは素晴らしいことだと思いますね」(伸人さん)

また、同じく先日「エシカ」に登場していただいた柳岡律子さんも、次々に訪れるお客さんの応対にあたっていました。

「エシカ・オリジナルしおりはフェア終了後も、お店で配布します」(柳岡さん)

最後に、フェアの主催者であるニュージーランド大使館商務部の篠原史生さん、田中法子さんにフェアの感想をお聞きしました。

とても都心とは思えない天然芝公園に面したNatural / HealthyなカフェレストランであるPark to Farm Racine’sさんはコンセプト的にも空間的にもNZにピッタリでした。これを機に今後も是非コラボレーションさせて頂きたいと思ってます!」(篠原さん)

「お天気もよくて、たくさんの方にお楽しみいただけたのではないかなと思います。ニュージーランドのことも知っていただけたのではないでしょうか? 機会があれば、ぜひまたここでフェアをやりたいですね」(田中さん)

記者:清水 一利(しみずかずとし)

55年千葉県市川市生まれ。明治大学文学部(史学地理学科日本史専攻)を卒業後、79年、株式会社電通PRセンター(現・株式会社電通パブリックリレーションズ)に入社。クライアント各社のパブリシティ業務、PRイベントの企画・運営などに携わる。86年、同社退社後、87年、編集プロダクション・フリークスを主宰。新聞、雑誌(週刊誌・月刊誌)およびPR誌・一般書籍の企画・取材・執筆活動に従事。12年「フラガール3.11~つながる絆」(講談社)、13年「SOS!500人を救え~3.11石巻市立病院の5日間」(三一書房)を刊行。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

清水 一利

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

エシカ・インタビュー SHY FLOWER PROJECT 代表 古橋あや香(愛称:スイスイ)
笑顔は世界共通のコミュニケーションツール。【編集長対談】今井華さん

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます