[大丸有]米倉誠一郎氏セッション【講評②】 ミライロ・垣内俊哉社長 「大丸有SDGsACT5 Closing ACT」
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[大丸有]米倉誠一郎氏セッション【講評②】 ミライロ・垣内俊哉社長

三菱地所、農林中央金庫、日本経済新聞社、日経BPなどで構成される大丸有SDGs ACT5実行委員会では大手町・丸の内・有楽町の3地区を舞台に、今年5月から「サステナブルフード」「気候変動と資源循環」「WELL-BEING」「ダイバーシティ」「コミュニケーション」の5つのテーマ(ACT)のもとSDGs活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」を実施してきました。

11月16日、約7カ月間にわたって実行してきたSDGsに関連する各アクションを振り返る「大丸有SDGs ACT5 Closing ACT」が開催されました。その中で、米倉誠一郎氏(一橋大学名誉教授/CR-SIS学長)がモデレーターを担当したセッション3「講評」について、①根本かおる氏・国連広報センター所長 ②垣内俊哉氏・ミライロ代表取締役社長 ③吉田淳一氏・三菱地所執行役社長×奥和登氏・農林中央金庫代表理事理事長、と3回に分けてご紹介します。

【講評②】 垣内俊哉氏 ミライロ 代表取締役社長

米倉: 今、敢えて楽観主義で行こうといいたい。なぜかというと、人間は負けが込んでくると弱いところばかりを見てしまう。今こそ強いところを見る時だからです。

なぜ楽観主義かというと、日本は共通の目的を持つと強い。明治維新の時も戦争に負けた時もオイルショックの時もリーマンショックの後もそうです。SDGsという共通目標が出てきた今こそ、日本は強くなるんではないでしょうか。この僕でさえ、やっぱり次のゴールはSDGsだなと思い、そのための人材育成するCR-SIS(クリエイティブ・レスポンス –ソーシャル・イノベーション・スクール)という学校を創ってしまったのです。

日本が経済大国とか政治大国とかは、もはやあり得ない。幻想です。そんな中で「世界に日本があってよかったという国造り」をしたいという思いでこの学校を創り、2020年4月に開校しました。

1つのビジョンと2つのミッションを掲げました。このビジョン・ミッションを三菱地所さんが応援してくれて新有楽町ビルにオフィスを貸してくれました。はじめは40人来ればいいなと思っていたら、今、65人が入学してくれ、10月には広島校も開校しました。

大丸有はすごい企業の集積地と思いますが、ある意味で人材が死蔵されています。(すいません。)。才能もあるし、偏差値の高い方々が無駄に過ごしているような気がします。この意思決定や環境変化対応の遅さ。リダンタントなエネルギーの使い方。みんなもっと2枚目の名刺を持ってその才能や能力を新しい世界に使おうというのが、隠れた第3のミッションです。もっと皆さんに蓄積された経営資源をSDGs達成のために使ってほしいと思っています。その意味で、この大丸有は、ものすごいポテンシャルがあると思います。

実をいうと、僕は六本木ヒルズで社会人教育を長年していたことがあります。でも、SDGsはあそこではないなと直感的に思いました。これからオリンピックを迎える時に、ここにいる人材を掘り起こすことが重要です。

思いがけない賛同者ですよ。

伊藤邦夫(一橋大名誉)教授、渋澤健(コモンズ投信)さん、出雲充(ユーグレナ社長)さん、隈研吾(建築家)さん、山海善之(筑波大)教授とか。ミライロの垣内君のところに始まり、たくさんのアドバイザーとしてNPO代表が集まってくれました。これを見せると、「どうせ名前貸しだろう」という人も多いですが、実際に来ていますから(笑)。

ここを見せたかったんですよね。こんなに協賛してくれる企業がいらっしゃる。まだまだいますが、皆様よろしくお願いいたします(笑)。

さて、僕はNPO研修の一環としてトイレ探検隊をやっています。丸の内はまだやったことがありませんが、福岡、それとオリンピックが来るというので築地の近辺に行って、ホテルや商業施設を1軒1軒回りました。ところが、車椅子が使える場所があるというだけで、実際に車椅子で入ってみると使えない場所が山ほどありました。建物までのアクセスは素晴らしいのに、トイレに行くには階段が3つもあるような。その後に福岡で見て回った時、これは素晴らしいなあという新しいビルがありました。新しいマルイのビルでした。使いやすくて、僕は本当にビックリした。後で聞いたら、垣内君たちのミライロが設計段階からコンサルに入っているということでした。

街が優しいというのは、やっぱり肌で分かるんですよね。今回ある意味でラッキーだったと思うのは、今の段階でパラリンピックが来なくて本当によかったことです。新幹線にある車椅子用の多目的スペースは現在2〜4席です。もし多くの選手たちが京都を観に行きたいといったらどうなったでしょう。みなさん、そう思いませんか?

僕は垣内君と一緒にANAの最終便で福岡から帰ってきた経験もあります。こんな仕打ちを受けているんだと思ったのは、預けた車椅子が出てくるのが一番最後です。最終便だから着いたのは11時、結局羽田を出たのは夜中の12時を過ぎていました。とにかく設備に加えてマインドセットというか、心構えが整っていないんです、設備は整っているといいつつも。

今、街を創るということは街の優しさを創る

ということで、垣内君にバトンタッチしたいと思います。

垣内: 今お話のあったトイレのことから簡単にお話ししますと、多目的トイレというのは、今年一番のホットワードになりましたが、本来は多機能トイレだということをちゃんと解釈しなければいけません。みんなのトイレというのも一番よくない表現です。あれは誰もが使う拡大解釈ですから。

本来は機能が多いということで国土交通省のほうでも表現をずっと統一していたところ、民間企業が多目的だ、みんなのトイレだとしたせいで、だんだんと訳が分からなくなってきて、みんなが変なように使うようになってきました。

多機能トイレというのも、もっとちゃんと考えなくてはいけないポイントがいくつもあります。今、広いだけのトイレはいくらでも増えています。問題はオストメイト対応の設備があるトイレがどれだけあるのかということです。これは人工肛門、人口膀胱をつけている方は普通のトイレでは排泄ができないですから、オストメイト対応の設備が必要になります。それで、多機能トイレと表しているものも、みんなのトイレと書いてあるものも、オストメイトの方が使えるかというと使えません。

あと、日本で一番欠落しているのは補助犬対応のトイレです。JR東日本さんは、さいたま新都心駅には設けています。でも、それくらいです。世界各国を見てもそれほど多くはないですが、オリンピック、パラリンピックのタイミングであれば絶対に空港には設置されます。そういったことが今、日本全体では決して多くないわけなので、トイレに関してはもっともっと考えなければならないことがあるのではないでしょうか。

また、施設面のことでお話ししますと、千代田区内には今3900店くらいの飲食店がありますが、車椅子で入れるのは300未満です。つまり1割以下です。

大阪はもっと多いです。この違いは何かというと歴史的な変遷です。1970年に大阪で万博がありました。あのタイミングでバリアフリーをかなりやっています。それに対して東京はどこまでやってきたかというと、地下鉄も大阪より遅れています。ありとあらゆる部分でバリアフリーに関して東京は遅れていますね、実態は。

何となく東京のほうが進んでいると見えがちですが、大阪のほうが圧倒的なんです。まだこの町、この区はできているというところはないので、ぜひ千代田区で大丸有エリアで、そうした環境を皆さんと一緒に作っていけるといいなあと、そう思っています。

米倉: トイレの表記は本当に大事で、多目的といったおかげで誰もがバンバン使っています。車椅子で一緒に行って分かるのは、車椅子で用を足すというのは時間がかかるんです。だから、普通のトイレがちょっと混んでるからといって、健常者や高校生たちに20分30分と入られると致命的です。

それともう1つ。障がい者手帳も大事だと思うんです。

垣内: これ、皆さん、なかなか見慣れていることはないと思いますが、障がい者手帳と呼ばれているものです。

日本で障がい者が一番多かったのは1945年、46年です。戦後、傷痍軍人の方も含めて2000万人の障がい者がいました。現時点では964万人です。半数になっているものの、近く1000万人に到達します、高齢化も相まって。その方々が一様に所持しているのが障がい者手帳ですが、これを使うことで1952年から障がいのある方は電車に乗る時、割引が適用されますよというルールがスタートしました。それに倣ってバスもタクシーもフェリーも飛行機も、ありとあらゆるところで割引が効きます。今は映画館も美術館も博物館もと、いろいろな企業がいろいろな形で障がいのある方々に歩み寄ろうとしています。

それで終わればいいのですが、恩恵が多く受けられるので、残念なことに不正利用が横行しているのです。誰でも作れてしまいます、この程度のものは。発行主体が都道府県、政令市、中核市と分かれていて、障がいの種別も身体、精神、知的と分かれているのでフォーマットが300種類もあります。どれが本物なんて見分けられるはずがありません。

それで企画を1つにしようということで、今、ミライロIDというアプリケーションを開発し、障がい手帳はこれからはスマホで管理できるようにという動きを進めています。今、特に注力して取り組んでいただいているのは西武ホールディングスさんだったり、京王電鉄さんだったり、また、大阪ではいろいろな商業施設さんがミライロIDを生かして障がいのある人たちにもっと来てもらい、それがすなわち買い物ができて消費ができて、それが働こうという動機になっていきます。障がい者がもっと消費をしたいと思えるような社会でなければ、彼らの就労も就学も進みようがありません。より多くの障がい者を外出させたり、買い物へ旅行へ食事へと、そうした思いを抱かせるような、そんな町づくりを、今後、日本全体で広めていかなくてはいけないのではないかと、そんなことも思っています。

米倉: 障害者手帳を持った人たちが新幹線の切符を取るのに平均1時間待つと言われていますから。今の給付金と同じで、電子メールで送ったのにわざわざプリントアウトして照合して、というようなことがこの手続きでも行われているのです。障害者手帳の電子化、これを1つ進めることで政府の電子化は大きく進みますね。さて、最後に1つ、僕が一番好きなリオとピョンチャンの比較を皆さんに教えてやってください。

垣内: オリンピック、パラリンピックそれぞれ視察に行ってきたんですが、まずリオはバリアフリーが最悪でした。全くといっていいほど1人で出られるような環境ではありませんでした。それに対してピョンチャンではバリアフリーは抜群でした。

でも、どちらがよかったのかといえば、リオのほうがよかったなと、今感じています。

何がよかったのかといえば、段差だらけ、階段だらけ、行けないところだらけでも、どこへ行っても誰かが車椅子を押そうとしてくれました。むしろ車椅子を押すのが取り合いになるぐらい、いろいろな人がサポートに来てくれて、対してピョンチャンは、できているんだから大丈夫でしょうという感じで、触れ合うことは一切ありませんでした。

本来あるべきはどちらなのか、どちらも重要だと思いますが、まずは最初に触れ合いが起きていなければ、接する機会がなければ何か困っているのか、何を変えていかなければいけないのかということ自体も分からないはずです。

やはり、まずは積極的に向き合えるような、大阪にはそれがあります。どこに行ってもお節介なオバちゃんばっかり。風邪を引いてなくてもノド飴を渡してくれるような町ですから、やっぱりみんなお節介です。

大阪では万博がスタートでしたが、今、それがきっかけになってハートの部分もハードの部分も優れています。関東でも東京でもぜひこの大丸有を起点としてハートもハードも誇れるような、そんな町を皆さんと一緒に作っていければいいなと思っています。

米倉: 本当に心配なのは設備が整ってしまったら、もうそれでいいや、勝手に行けるだろうというようになるのが一番嫌ですね。設備は整っているけど、「どうした?若造」というような声がかかる街、東京ってやっぱり温かいなあと思えるような街。垣内君の言葉でいうと、ハードはきっちり整備するけど、こうしたムーブメントの中でハートもきちんと醸成することが大事なんじゃないかなと思いました。

【講評①】を読む>>>

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

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